後見人
人の事情を抱えながら、約束を守り抜く人。
人の状況をよく見ていて、しかも決めたことを崩しません。困っている人に気づいたら、感情で寄り添うだけでなく、具体的な手当てまで用意できる。長く支える役に向いた組み合わせです。
こんな場面が思い当たるかもしれません
手伝いを申し出るとき、精神論ではなく具体的な作業を持ってくる人。
持ち味
- 気づいたことを具体的な手当てに変えられる
- 長く支え続けられる
- 人の状況をよく見ている
気をつけたい場面
- 自分の限界を超えて引き受けがち
- 助けを求める側にも回ってよい
ここに挙げたのは短所ではありません。同じ性質が、場面によって別の出方をするというだけのことです。
この呼び名をつくっている軸
- 誠実性(Conscientiousness)が高めに出ています
- 協調性(Agreeableness)が高めに出ています
- 神経症傾向(Neuroticism)が高めに出ています
- 開放性は穏やかに出ています
- 外向性は穏やかに出ています
5つの軸のうち、どれが真ん中(50点)より上に出たかでこの呼び名が決まります。
同じ後見人でも、2つの出方があります
5つの軸の差の大きさによって、呼び名の頭に言葉がつきます。同じ後見人でも、ここが違うと日々の感じが変わります。
- 突き抜けた後見人——いちばん高い軸といちばん低い軸の差が30点以上ありました。得意な方向がはっきりしているぶん、力を出せる場面とそうでない場面の差も出やすくなります。自分の強い方を活かせる場所を選べると、力がまっすぐ出ます。
- しなやかな後見人——いちばん高い軸といちばん低い軸の差が30点未満でした。どれかに振り切っていないぶん、相手や場面に応じて出方を変えられます。「自分はこういう人間だ」と言い切りにくい代わりに、噛み合う相手の幅が広いタイプです。
近いとされる活動
誠実性は、職種を問わず仕事のやり遂げ方と関連が報告されている軸です。協調性は、チームでの協働や対人的な支援と関連することが報告されています。神経症傾向の高さは、脅威への感度の高さとして説明されることがあります。ただし、これ自体が何かの能力を示すわけではありません。
- Barrick, M. R., & Mount, M. K. (1991). The Big Five personality dimensions and job performance: A meta-analysis. Personnel Psychology, 44(1), 1–26.
- Barrick, M. R., Mount, M. K., & Gupta, R. (2003). Meta-analysis of the relationship between the five-factor model of personality and Holland's occupational types. Personnel Psychology, 56(1), 45–74.
この呼び名は、行動のクセを役どころにたとえたものです。向いている職業を示すものではありません。採用や人事評価の判定材料として使うことは想定していません。
近いタイプ
このタイプについての注意
Big Five は本来、5つの連続したスコアで人を表す考え方です。ここにあるタイプ名は、そのうち高く出た2つを取り出しただけの要約で、その人の本質を言い当てるものではありません。別の日に受ければ、隣のタイプになることもあります。スコアそのもののほうが、ずっと多くを語ります。
診断に使っている質問項目と採点方法はこの診断についてに、5つの軸の意味はBig Fiveとはにまとめています。